海部郡蟹江町 で畳、襖（ふすま）、障子の張り替え、修理、交換を安く、割引料金でネット予約

畳の耐久年数は、大まかに5～10年と言われています。経年劣化により、表面に凹凸が出来てしまったり、汚れ・変色が出てくることがあります。使用しているうちに畳の表面が裂けてしまうこともあるでしょう。そこから湿気が入って更に劣化したり、裂けた部分が人の体に刺さって怪我をしてしまう、なんてことも起こり得ます。畳の上を歩いた際に床がきしむ・沈み込むような感覚がある場合も要注意で、畳だけでなく建物の劣化が考えられます。使用している畳に違和感を覚えたら、早めに補修を検討しましょう。交換時期ですが、畳は湿気に弱いため、梅雨の時期を避けた11月～3月頃が良いとされます。交換時期の調整だけでなく、日頃から湿気がたまらないように除湿器を使用したり、晴れた日に窓を開けて換気をするなど、こまめなメンテナンスも大切です。そして畳の入れ替えには、畳の床ごと全てを変える「新畳」・畳表だけを変える「表替え」・今使っている畳表を裏に返して新しい畳縁を付ける「裏返し」と種類が分かれています。そのうち表替えと裏返しは工事の流れが同じで、新畳だけ異なります。張替え依頼をする前に、どの方法がご自宅の畳に合っているか確認しておきましょう。新畳の工事は、寸法取りをしてから工場で製造し、数日後に出来上がったものを張替えする形になります。取り付け作業は20分～1時間程度です。表替えと裏返しの工事は、大体は1日で作業が完了します。予定された日の朝に畳の引き上げをし、掃除を済ませ、畳を工場で補修工事して、畳の張り替え作業をする流れです。どの方法でも、今まで使っていた畳は畳屋さんに処分を依頼出来ます。廃棄に困らないよう、工事を頼んだ業者へあらかじめ伝えておくと良いでしょう。

襖にはいくつか種類があります。張替えをする前に、ご自宅の襖がどの種類であるかを確認してみましょう。まず代表的なのが、本ふすまと呼ばれる襖です。これは昔ながらの襖として親しまれており、木で作られた骨組みと枠組みを固定して作られています。反りやねじれに対して強い耐久力を持っていることが特徴です。戸ぶすまという種類の襖もあります。こちらは洋風の住宅に和室がある場合などに利用されるもので、和室側のみ通常の紙が張られていて、反対側には洋室に溶け込むように板張りになっているか、壁紙と同じものが張り付けられていることが特徴です。その他には段ボール襖・発泡プラスチック襖など、張替えの難しいものもあるため、張替えしたい襖がどのようなものか、事前に調べておくとスムーズに作業が出来るでしょう。張替え作業は、糊の乾燥を含めると半日～一日ほどかかります。大まかな流れとしては、まず襖の縁→引き手の順に取り外し、襖紙の寸法を測って切ります。この時に、貼り付けるための糊を、濃度を変えて二種類用意しておきます。次に、襖紙を貼っていきます。中央から端へと、段階を追って貼り付けます。はみ出ないようにサイズの調節もします。貼り付けたら、半日～一日かけて襖を乾燥させます。乾燥の目安は、張った直後に弛んでいた襖紙が、ピンと張った状態になったら乾燥出来ています。綺麗に乾いたら、縁をはめ込み、引き手を取り付けて襖の張替えの完了です。この流れは本ぶすまのもので、戸ぶすまでは行わない工程も一部あります。DIYの流行っている時代ですが、襖を自力で見栄え良く張替えるのはなかなか難しいものです。少しでも不安があるならば、信頼出来る張替えのプロに依頼すると良いでしょう。

障子が経年劣化により黄ばんできてしまった、日焼けしてしまった、破れてしまった……これらの事態はよくあることでしょう。黄ばみや汚れは、コップ１杯の水とキッチン用の漂白剤を小さじ２杯、洗濯糊を小さじ１杯分合わせたものを霧吹きで障子紙に吹き付けることで綺麗に出来る場合があります。破れた範囲が小さければ、一部分だけご自宅で補修をして凌ぐことも一つの手段です。障子紙に汚れがつかないよう、日頃から小まめにホコリの除去をするのも重要です。障子紙を交換する場合は、どの種類の障子紙を使用しているのか・張り替えにどの紙を選ぶのかを、事前に調べておくと予算・相場が立てやすくなります。障子紙の素材は様々なものがあり、価格はもちろんのこと、強度や耐久性、風合いも紙の種類により異なります。多くの方が連想する白～生成色だけでなく、色のついたものや柄の入ったものもあります。素材による強度や風合いもそれぞれ紙によって個性があるため、張り替えをする前に、どのような種類があるのか確認しておきましょう。肝心の障子の張り替え作業ですが、一般的に3～5年を目安に張替えを行うとよいと言われています。手順は、まず既存の古い障子紙を剥がすところから始まります。水を含ませたスポンジまたはタオルで障子の桟を湿らせ、5～10分時間を置き、湿っている状態のうちに上から徐々に古い障子紙をはがしていきます。次に、障子の桟をきれいに拭きあげて陰干しします。桟が濡れた状態で障子紙を張るとシミの原因となるため、しっかりと乾燥させましょう。既存の古い紙が剥がせたら、貼り付ける作業に入っていきます。チューブ入りの糊またはハケにつけた糊を、桟の中央につけ忘れがないよう、また乾いたところがないように塗り進めます。桟全体に糊付け出来たら、障子紙を一気に乗せて桟の部分を手で軽く押さえ、周囲の余分な紙を切り取ります。最後に霧吹きでまんべんなく濡らして乾かし、障子紙がピンと張れてきれいに仕上がったら完成です。

畳・襖・障子の選び方にも注意してみましょう。まず畳は、実際に畳表を見て触ってみましょう。品質によって肌ざわり・弾力性などが異なります。同様に畳床でも、耐久性・断熱性などが違ってきます。襖は、意匠・耐久性・施工法などでグレード分けされています。デザインも考えながら、襖紙・下地・縁・引手とそれぞれ選んでいきましょう。障子だと、障子紙は光を拡散する効果があるので選び方次第で部屋の明るさが変わります。他にも破れやすさが気になるのであれば、プラスチック製といったものがあります。また、断熱性や通気性なども確認してみましょう。このように商品選びには多くのポイントがあります。そのため、いつでも質問や相談が気楽にできて、要望に丁寧に答えてくれる業者だと安心ですね。

畳・襖・障子を長く使っていくためには、日ごろからのお手入れも大切です。畳はこまめに掃除機をかけましょう。その際は、畳の目に沿って、ゆっくりと静かにかけることがポイントです。雑巾がけは乾拭きで行いましょう。襖で汚れやすくなるのは、よくさわる引き手の部分になります。引き手の汚れは、白の柔らかい消しゴムを使うことで簡単に落とすことができます。襖紙は、はたきでホコリを落としましょう。障子は、桟の上にホコリがたまらないように、はたきや小さいブラシなどで払いましょう。水拭きは、逆に汚れやシミにつながることになるので厳禁です。普段のお手入れによって製品の寿命が大きく変わるので、日ごろからこまめに行っていきたいですね。

快適な生活のためにも、畳・襖・障子を張り替える目安についても知っておきましょう。畳は経年劣化により、変色、傷、きしみなどが目立ってくるかと思います。畳であれば、3年～5年で裏返し、5年～7年で表替え、10年ほどで新調を検討しましょう。襖は、日焼け、シミ、たるみなどがわかりやすいですが、そういったものが見当たらなくても、前回の張り替えから7年から10年が経っている場合は張り替えをおすすめいたします。障子は、紫外線、湿気の影響により劣化が進むため、最低でも5年おきには張り替えを行いましょう。畳・襖・障子が破れている、汚れていると見栄えが悪いだけでなく、カビの発生など健康にもよくありません。張り替えについてお悩み、検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。

畳は、特徴的な構造をしているため様々な特性や機能があり、室内に敷き詰めているだけで快適な住環境をもたらします。い草が空気清浄の機能やリラックス効果のあることは有名ですが、それに加え保温・断熱性があること、室内の温度を調節する効果、吸音・衝撃吸収効果など、多くの機能が注目されています。襖の特徴は、軽いことと防寒機能です。表紙を張り替えて新しくしたり、雰囲気を変えられるのも利点でしょう。実用とインテリアをかねた建具です。障子紙は和紙で出来ているため、採光性に優れています。表面の凹凸が少なく光を均一に通すので、明るく柔らかな雰囲気のお部屋が作れます。更に通気性が良く、カーテンや2重ガラス戸よりも優れた断熱性を併せ持つため、上手く利用すれば非常に暮らしやすい環境となるでしょう。

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